クラリベイト・アナリティクスがInstitute for Scientific Information(ISI)を再設立

クラリベイト・アナリティクスがInstitute for Scientific Information(ISI)を再設立<time>2018年2月14日</time>
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クラリベイト・アナリティクスが
Institute for Scientific Information(ISI)を再設立

~研究開発をリードする存在へ~

 

2018年2月14日
米国フィラデルフィア発
*米国時間2018年2月7日に発表されたプレスリリースの抄訳です。

 

クラリベイト・アナリティクスは本日、ISI(Institute for Scientific Information、以後ISI) を学術情報事業部に再設立すると発表しました。ISIは、1964年に世界初の科学論文引用索引データベースであるScience Citation Indexを開発したユージン・ガーフィールド博士が設立した研究所で、現在のクラリベイト ・アナリティクスの学術情報部門の根幹を形成しています。

ISIは1970年代にSocial Sciences Citation Index(社会科学)、Arts&Humanities Citation Index(人文科学)などの引用索引データベースや、インパクトファクターを収録したJournal Citation Reports(JCR)を立て続けに開発し、ビブリオメトリクスの世界を牽引してきました。これらはさらに1997年にWeb of Scienceとして統合され学術情報検索に革命をもたらしました。また、創立者のガーフィールド博士は、引用索引の発明だけでなくウェブ上のページリンク、Googleのページランク等につながる概念をも、その出現の40年前に予測していました。

2017年9月に学術情報事業部CEOに就任したアネット・トーマスは、ISIが生み出したものは過去50年間にわたり世界のサイエントメトリクスに関する研究および製品開発の重要な源泉であったと述べています。

新生ISIは、クラリベイトの製品に関する理念や、編集の厳格性を支え、パートナーシップ、ランキング、分析などへの取組みを促進するための専門知識、経験、そして深い洞察力をもった人材で構成されます。さらに研究者、出版社、政府、業界団体、図書館、資金配分機関など、あらゆる学術コミュニティの関係者と協業していきます。新生ISIは、クラリベイトの精神的な支柱であるとともに、学術コミュニティの問題を解決する頭脳として機能します。伝統と威信の復興ともいえる新ISIは、ビブリオメトリクスおよび分析手法の発展・開発に注力します。

クラリベイト ・アナリティクスの一部門として、新ISIはWeb of Scienceの豊富なデータベースを活用します。Web of Scienceの多様なデータベースは、のべ33,000のジャーナル、約1億5,000万レコードを収録しています。この独自のコレクションは、研究者へ包括的な情報を提供すると同時に、研究分野においても重要な情報を見つけることができるようになっています。さらに新生ISIは、クラリベイトの主力な特許データベースであるDerwent World Patent Index(DWPI)の豊富な特許データを活用して産学連携を促進するための情報を提供します。

ISIの再設立に関連する人事および連携を、下記の通りお知らせします。

  • Evidence社の創業者、そしてトムソン・ロイター社の研究評価ディレクターであったジョナサン・アダムス博士が2018年4月にISIのディレクターとして就任します。アダムス博士は1989年から1992年にかけて、英国のResearch Councilにおいて科学政策アドバイザーを務めた際、ISIとの協働により英国に初めてビブリオメトリクスを紹介しました。直近では、ホルツブリンク出版グループのDigital Science社のチーフ・サイエンティストを務めています。
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  • ナンディタ・クアデリ博士が、クラリベイト・アナリティクス学術情報事業部の主幹編集者として就任しました。クアデリ博士は研究の質的な指標を示す重要なリーダーであるクラリベイトの役割を強固にするとともに、ISIと協力し、Web of Scienceの品質標準を設定・計測するための指標を決定します。クアデリ博士は、シュプリンガー・ネイチャー社でオープンリサーチ出版ディレクターを務め、その多大な貢献により『Scientific Reports』誌を世界最大のジャーナルに成長させました。クアデリ博士はオックスフォード大学で分子遺伝学の学位、Imperial collageで同分野の博士号を取得しています。博士は、英国の研究支援団体であるウェルカム・トラストのResearch Career Development fellowship、アメリカ人類遺伝学会のCharles Epstein Trainee Research award、EUのMarie Curie Post-Doctoral Research Fellowshipをそれぞれ受賞しています。
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  • クラリベイト・アナリティクスは、学術および教育におけるデータサイエンスを促進するための使命の一環として、教育データ分析およびコンサルティング会社であるSchoolDashをISIの顧問機関として迎えました。 創業者のティモ・ハネイ氏は、Digital Science社創業にも携わり、2010年から5年間創業マネージング・ディレクターを務めました。また同氏は、毎年Googleで開催されるScience Foo Campの共同設立者でもあり、Nature.comのディレクター、McKinsey&Company社のコンサルタント、『Economist』誌のライター、オックスフォード大学神経生理学研究者など、多彩な経歴を有しています。ハネイ氏は現在、社会科学系学術出版社セイジ・パブリケーションズ社の社外取締役を務めています。

 

情報出所 : クラリベイト・アナリティクス
2018年2月7日(米国時間)
英文プレスリリースはこちら

 

本件問合せ先

クラリベイト・アナリティクス
担当:遠藤
〒107-6119 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル19階
TEL: 03-4589-3111
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